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2016.2.9

GoogleAnalyticsとGoogleSerchConsoleの押さえておきたいポイント

こんにちは制作の野田です。
今回はホームページを管理する上で必須になるアクセス解析の説明をさせて頂きます。
自社のホームページをお持ちの方なら、だれでも活かせる情報になっておりますので是非ご覧ください。

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1.GoogleAnalyticsとGoogleSerchConsoleって何?

GoogleAnalytics(グーグルアナリティクス)GoogleSerchConsol(グーグルサーチコンソール)とは、Googleが提供しているホームページの解析ツールです。

このツールは、ホームページに専用のコードを埋め込むことで、GoogleのアカウントさえあればWEB上でホームページの状態を確認することができます。

1日、1ヵ月、1年あたりで何人のユーザーがホームページを見たか、どのような検索キーワードで流入しているか、どのページが人気か不人気かなど、様々なことが分かります。

これらの情報を確認し、解析することがホームページのアクセス数を増やす近道となります。

ツールには、ホームページの情報を調べるための多くの機能が備わっているのですが、最初から全てを理解するのも難しいですし、説明にも相当な時間を要します。

そこで今回は、初めてアナリティクスやサーチコンソールを使う方にも分かりやすく、
『ここだけは押さえて置きたい重要なポイント』をご説明します!

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2-1.GoogleAnalyticsとは

アナリティクスでは、ホームページを見に来てくれたユーザーの数や行動・地域などを期間ごとにデータとして集計しており、その中から調べたい情報を自由に引き出すことが出来ます。

コードを埋め込んだその時から集計が開始され、1日単位で集計が可能です。
1年も集計すれば、信頼できる高精度な情報として役に立ちます。

ホームページに見に来てくれるユーザーの傾向や目的なども分かるので、解析データを元にホームページを改善することでアクセス数・お問い合せ・売上の増加が見込めます。

アナリティクスを使用するには前準備として、

  1. ホームページにアナリティクスのコードが埋め込まれていること
  2. アナリティクスの公式ページにログインすること

以上の2点が必要になります。

埋め込み用のコードはアナリティクスの管理画面から入手できます。
埋め込む方法はまた別の話になりますので、今回は割愛させて頂きます。

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2-2.ログインの方法

まずは、アナリティクスの管理画面へログインをします。
GoogleAnalytics(グーグルアナリティクス)公式ページ

初回アクセス時は上の写真の画面が表示されます。
右上のログインをクリックします。



ログインしていなかった場合、上の画面が表示されます。
アナリティクスを設定しているGoogleアカウントでログインします。

ホームページ制作業者などがアナリティクスを管理している場合は、閲覧用のアカウントをもらってください。
任意のgoogleアカウントへ閲覧の共有設定が出来るので、複数台の端末からのアクセスが可能です。

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2-3.ユーザーサマリー画面の見方

ログインが成功すると下の画面が表示されます。
今回使っている写真やデータ類はサンプルを表示させています。

このページはユーザーサマリーといって、ホームページの基本的なアクセス情報を見ることができ、一番重要なページとなります。
写真の番号を振っているところが重要となりますので、順に説明していきます。

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2-4.集計期間について

①集計期間
出力したいデータの期間をここで設定します。写真では2015年9月1日~9月30日で設定しており、1か月分のデータを表示させています。

下の写真のように、カレンダーから期間を選ぶことができ、比較という機能を使えば、その期間同士で比較したときの増減を分かりやすく表示させることが出来ます。
写真では、2015年11月の1ヵ月のデータと2015年10月の1ヵ月のデータを比較しています。


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2-5.ホームページの各情報の見方

②ホームページの各情報
①で設定した期間内の情報が表示されます。
項目の内容をそれぞれ説明します。
写真は11月の1ヵ月分の情報を出力しているものと、11月と10月のそれぞれ1ヵ月の情報を比較したものです。

▼1ヵ月の情報表示画面

▼1ヵ月ごとを比較した情報表示画面

■各項目の説明

セッション ホームページに人が訪れてきた回数(訪問数)
ユーザー 設定した期間内にホームページを訪問した人(ユーザー)数
ページビュー数 ホームページの見られた画面(ページ)数
ページ/セッション 1訪問でみた平均ページ数
平均セッション時間 1訪問で滞在していた平均時間
直帰率 訪問ユーザーが訪問したページ以外は見ずに離脱してしまった割合
新規セッション率 新規訪問数の割合

これらの項目はホームページの解析データの基本情報であり、そしてもっとも重要な情報になります。

上の表の中で、最も分かりにくいとの声が多いものが「セッション」と「ユーザー数」の違いです。
簡単に説明すると…

例えばAさんが初めてホームページを見てくれたとします。
このとき、セッションとユーザーが1ずつカウントされます。

3時間後、Aさんがまたホームページを見てくれました。
すると、セッションのみ1カウントされ、ユーザーの数値は増えません。

このように、セッションは一定時間を置いて訪問してくれた人をカウントします。(初期設定では30分以上)
ユーザーは設定期間内に1回しかカウントされませんので、ホームページを見てくれた人数が分かります。
(※設定期間内とは前項の2-4集計期間で説明した期間のことです)

つまり、セッションとユーザーの数値が離れているほど、リピーターが多いということになります。

ホームページだけではなく、実際の商売でも当てはまると思いますが、リピーターを増やしていくことがとても重要となります。

また、上記項目の中に「直帰率」があります。
この数値はかなり重要で、簡単に説明すると「最初のページしか見てくれなかった率」です。
これが高いと、あまりホームページが見られていないことになります。

数値が高くなる原因は様々あるのですが、例えば…

建築やリフォームを専門としているA会社のホームページがあったとします。

Bさんはトイレのリフォームがしたくて、インターネットで検索してA社ホームページを見てくれました。
しかし、パッと見た所A社ホームページにはトイレのリフォームについて記載しているところは見当たりませんでした。

Bさんは探す事を諦めて、他の業者のB社ホームページを探しに行きました。

上記のように、ホームページの内容が検索するユーザーの意図と違う、
ホームページの更新頻度が低い、
ホームページのデザイン自体が不親切・見づらい、
様々な要因で直帰率は上がります。

つまり、直帰率を低くするほど、ユーザーの求めているホームページになるということです。

ホームページを改善していくにあたり、この直帰率の変動が一つの目安になります。

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2-6.デスクトップ・スマートフォン・タブレット率について

③ユーザー > サマリー > モバイル
画面左側のメニュー欄にある「モバイル」のページの説明です。
このページでは、ホームページがどの端末でどのくらい見られているかが分かります。



■各項目の説明

desktop デスクトップPCやノートPCから見られた数・割合
mobile スマートフォンなど携帯端末から見られた数・割合
tablet ipadなどの大型携帯端末から見られた数・割合

昨今では、スマートフォン端末からのアクセスが全体的に増えてきており、ホームページのスマートフォンへの対応が重要視されてきています。

平成27年4月21日にGoogle検索エンジンの仕様変更があり、
「スマートフォンで検索したときに、スマートフォンサイトを所持しているホームページを優先して検索画面に表示させる」
との発表がありました。
→参考サイト:Google ウェブマスター向け公式ブログ

つまりスマートフォンサイトを所持していないと、競合他社がスマートフォンサイトを所持していた場合、検索結果の順位が不利になります。
しかし逆に言えば、スマートフォンサイトを所持していて、競合他社がスマートフォンサイトを所持していなければ、かなり有利になります。

パソコンサイトで競合他社に検索順位で負けていても、スマートフォンサイトの検索順位では勝てる場合があります。

これからの時代、スマートフォンへの対応は必須になってきますので、まだ対応していないようなら早急にスマートフォン対応をするべきだと思います。

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2-7.検索キーワードについて

ホームページにユーザーが訪問する方法は大まかに3つあります。

  1. 検索エンジンでのキーワードから検索される
  2. 直接URLを打ち込んでアクセスする、QRコードからアクセスする
  3. ブログやFacebookやTwiiterなどのSNSなど他サイトにURLが紹介される

アナリティクスでは、何のキーワードで、どのような方法でホームページを見てくれたのか調べる事ができます。

①左メニューにある「集客」>「すべてのトラフィック」>「チャネル」を選択

②すると下の写真のような項目が出てきます。



■項目の説明

Organic Search 自然検索という意味。検索エンジンからキーワードを入力して訪問された数・割合
Paid Search PPC(課金型)広告から訪問された数・割合
Direct http://www.abc.com/など直接アドレスから訪問された数・割合
Referral 別のホームページで紹介されたリンクから訪問された数・割合
この数値が極端に高いとホームページにスパムが巡回している可能性あり
Social Facebookやtwitterなどのソーシャルメディアから訪問された数・割合
(Other) 上記に含まれないその他のアクセス

それぞれどのような方法でどのくらいのアクセスがあるか分かります。

③Organic Searchの画面に進む

写真でのキーワードは隠していますが、この画面に検索されたときのキーワードが表示されます。

ただし、(not provided)がアクセスの大半を締めると思います。
これは、セキュリティによって検索キーワードが読み取れなかったときに出る表示です。

ですので、ここに出てくるキーワードは正確とは言えないのですが、参考程度にはするといいと思います。

キーワードを調べる方法は、他には後述のサーチコンソールで調べる方法と、Google Adwords(課金型広告)による解析で調べる方法があります。

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3-1.GoogleSerchConsoleとは

サーチコンソールでは、ホームページ自体にデザインや機能に問題がある場合に忠告をしてくれたり、Googleのエンジンにホームページの情報を発信させることが出来たり、検索アナリティクスという機能でホームページがどのようなキーワードで検索されているか、またそのキーワードでどのくらいクリックされているかなどが分かります。

Googleサーチコンソールはユーザーがホームページに入る前の行動が分かり、Googleアナリティクスはユーザーがホームページに入ってからの行動が分かるので、どちらも重要なツールです。

サーチコンソールにも色々な機能がありますが、検索アナリティクス以外はホームページの制作・運営管理者が使う機能なのでここでの説明は割愛致します。

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3-2.検索アナリティクスとは

サーチコンソールの代表的な機能である検索アナリティクスを使うことで、ユーザーがどのようなキーワードでホームページを検索しているかが分かります。

またこの機能はアナリティクスと連動が可能であり、アナリティクスの管理画面から確認することができます。

左メニューの 集客 > 検索エンジン最適化 > 検索クエリ で確認できます。

基本的にはアナリティクスとサーチコンソールを導入している場合、連動させているはずなので、もし見ることが出来なければWEBの管理者に問い合わせてください。

■項目の説明

表示回数 該当するキーワードで検索エンジンにホームページのアドレスが表示された数
クリック数 検索エンジンに表示されたときに、何回クリックされたを示す数値
平均掲載順位 検索エンジンでの平均順位
CTR 検索エンジンに表示されたときのクリック率

上記の項目のCTRを伸ばしていくことが一つの目的となります。
CTRが高いほど、検索されたユーザーがホームページに興味を持ってくれたことになります。
ホームページのタイトルやディスクリプション(説明文)を改善することによって、CTRは上がると言われています。

どのようなキーワードでホームページがよく見られているかしっかり調査しておくことが大切です。

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4.まとめ

今回ご紹介したアナリティクスとサーチコンソールは使いこなせば、ホームページ運用において大きな味方になってくれます。

またユーザーが求めているものもわかるため、実店舗がある場合そちらにもこの情報を活かせることがあると思います。

悪い数値が出る場合もありますが、しっかりそれを受け止め改善することが素晴らしいホームページへの一歩となります。

小さな問題を一つずつ確実に解決していけば、必ずホームページのアクセス数がアップし、結果も出ます。

ホームページの解析については弊社でもサポートさせて頂いておりますので、お気軽にスタッフにお尋ねください。

ご精読ありがとうございました。

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この記事を書いた人 : 福岡・大分 ホームページ制作のエディス

野田
お客様の理想のホームページを製作できるように、誠心誠意を尽くします!そして沢山のお喜びの声を聞けることが私の喜びです!よろしくお願い致します!

Copyright © ホームページ制作のエディス

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