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2015.2.27

ひと目で情報を伝える『ピクトグラム』の紹介

街で外国の方に話しかけられたことは誰しも一度や二度は経験があることと思います。
私も外国の方に道を聞かれた時、中学生で習った簡単な英語も口から出てこなくて、冷や汗をかきながらボディランゲージでどうにかこうにか案内した覚えがあります。
さらっと道案内ぐらいできる英会話力は身につけたいものですが、、、やはり言葉の壁は厚いですね。
今円安で日本に来る外国人観光客が著しく増えておりますが、英語力が他国に比べ低いと言われる日本に来たらさぞ困るのでは?と思いきや、そんなこともないらしいのです。
それはひと目で情報を伝える『ピクトグラム』が日本の至るところにあるからだそうです。

ピクトグラムって何?

みなさん、ピクトグラムってご存知ですか?
ピクトグラムとは、言葉で説明をしなくても情報が伝わることを目的として単純化された視覚記号で、公共施設などにも使われています。
まだピンと来ない方は非常口のマークやトイレのマークや禁煙のマークなどを思い出してください。まさしくそれがピクトグラムです。
特に非常口のピクトグラムは1982年に日本で制定され、1987年に国際標準化機構(ISO)に組み込まれ、世界共通に使われています。

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ピクトグラムと東京オリンピック

日本でピクトグラムが普及した要因の一つとして、オリンピックともなれば、外国からたくさん観光客がやって来ます。ところが日本人は英語をあまり話せないし、海外からやってくる外国人に日本語の会話能力を期待できない。唯一の共通点といったら一目でわかるピクトグラムを主としたサインだけ。さて、どうしようかとなっても、政府は手をこまねいているだけで、特に何かする気配もない。
そこで勝見勝さんという評論家がディレクターとして競技施設や競技種目のピクトグラムを提案したわけです。東京オリンピックで使用されたピクトグラムはそれ以降のオリンピックに強い影響を与えました。「ピクトグラムの国際リレー」と呼ばれたほどです。
ピクトグラムという未開拓の領域は、民間主導で切り開かれたわけです。

ブログ2015_2月

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このように今では当たり前のように至るところで目にするピクトグラムは東京オリンピックから広く使われるようになったんです。

情報をひと目で分かりやすく!ホームページでよく見るアイコンマークなどもピクトグラムとよく似た働きがありますね!
5年後の2020年東京オリンピックも楽しみですが、どんなピクトグラムが使われるのかもひとつの楽しみにしてみてはいかがでしょうか?

この記事を書いた人 : 福岡・大分 ホームページ制作のエディス

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カテゴリー:流行りの話題

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