ネットショップで苦戦を強いられている方向けの記事です。
これからのネットショップに必要な努力を3つにまとめてみます。
今や企業だけでなく一般の方でも広く運営できるようになった「ネットショップ」ですが、それゆえの失敗例も多々あります。そしてその多くが、バランスの良くない(=デジタルとアナログの共存・共栄)作りになっています。一体何がいけないのでしょうか?
目次
いままでは「ただ置けば儲かる」時代だった
ただ並べる、ただ売るというだけでは、なかなか売れない流れになってきました。先日、割と大きめの「ネットショップセミナー」に参加しましたが、そこでも同じようなことが問題提起されていました。
創意工夫(=付加価値)が無いと売れない
日本人は作るのは得意ですが、売る側の創意工夫(=付加価値)が無いと売れません。では何が必要でしょうか。私が考えるのは以下の3つです。
- お客様をフォローできる「システム」づくり ←今回はこれです
- 自社の「強み」を活かした戦略づくり ←成功するホームページに共通する担当者の姿勢
- 本店とモールの「バランス」
基本的なことが多いと思われますが、それが大事です。
(1)お客様をフォローできるシステムづくり
ネットといえど、お客様はお客様です。一人ひとりにあったサービスがあるはずです。それがやがては地域での「口コミ」力や評判・紹介などを盛んにさせます。これはネットショップに限ったことではなく、売る側と買う側が存在する場合の全てに当てはまります。
手順1【お客様の情報を整理する】
店舗での営業活動と同じで、「お客様を覚え」「お客様に合った商品やサービスを提案」することが大事です。そのためにはまずお客様を「知る」ことが最も大事です。「知る」というのはただ「顧客情報」を保管するだけでは足りません。そのお客様の傾向を掴むことです。
(ちょうど1年前に同じ商品を買った→誰かに贈っているのか?)とか(1度購入したにリピートされてない→その商品や発送方法に問題があったか?)などいくつかのポイントを軸にお客様を一人ひとり見ていきます。
大変ですが、実店舗に来たお客様にはその場で対応していると思います。
手順2【分類分けする】
とは言っても、数が多ければそんなことをする時間もお金もありません。
そんなときはエクセルでも良いので表にまとめてみます。すると表を眺めてみると何かが見えてくるのではないでしょうか?(先月だけ売上が上がった→キャンペーンをやったか?時期的なものか?)などいくつか思い当たる事が出てくる可能性があります。
手順3【「何もしなくてもやることが分かる」ようにする】
そして決め手はこれです。今の状態からから始めるのは大変ハードルが高いですが、勝手に「このお客さんに今○○を売ってください」と言われると、できるはずです。要はそういったシステムを自分で作ってしまえばよいのです。システムといっても先ほどの表形式のものでも全然OKです。難しければできる方に頼んでも構いません。例えば、「前回の購入から1ヶ月経ったら教えて」などを自分の中で決めて、それを表に指示しておきます。時間が経って開くとそこにはメッセージが出てきます。こういった具合です。
こんな感じで、自分から動かなくても良いように先に考えておきます。
システムを作るのが…という方は、弊社でもいろんなお客様にオリジナルで提供しているものがありますので、ぜひご相談下さい。
次回、「自社の「強み」を活かした戦略づくり(改め、成功するホームページに共通する担当者の姿勢)」をお楽しみに。
この記事を書いた人 : 福岡・大分 ホームページ制作のエディス
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