こんにちは!
12月ディック学園では忘年会パーティーが行われます。
その司会に畏れ多くもご指名頂き猛練習中の安倍です!
前回リスク編ということでBCPを策定していなかったら大変なリスクがありますよ!とご紹介いたしました。
今回はその対処について詳しくご紹介したいと思います。
目次
地震発生時のモデル
では実際に東日本大震災をモデルに考えていきたいと思います。
(あくまで実際のデータをもとにした仮定です。)
岩手県大船渡市
あなたの会社は海から直線距離で700mです。
午後2時46分マグニチュード9.0の大地震発生
震源地は海岸から130km
地震に伴い津波発生、約40分後に約10mの津波が来るという想定でお話させていただきたいと思います。
上記は実際の被害状況です。
写真からもわかるように相当な被害状況でほぼ事務所は壊滅です。
どうすれば会社は生き残れるのか!5つの大切な項目を挙げてみます。
1.物理的な被害の回避
ここで一番気にしなくてはいけないのは時間が40分しかないということです。
事前にだれが何を持ち運ぶのか役割分担を決めておけばより多くの機材、書類を守ることができます。
また、パニックになるのを事前に防ぎ避難時間の短縮に大きな影響が出ます。
2.人的被害の回避
こちらも上記と同じように時間が問題です。
避難経路と避難所の確認が必ず必要になってきます。
また、ここでも避難時の役割分担を明確に決めておくことです。
パニックを起こさないために避難計画を立てて避難訓練を行うことをお勧めします。
3.データ被害の回避
データはクラウドサービスを利用することをお勧めします。
クラウドサービスとは簡単にいうとデータを極めて安全な場所に保管しインターネットを通じていつでも見れるというサービスです。
これを自社のシステムに組み込むことをクラウド化と言います。
現在、企業では急速にクラウド化が進んでおります。
それに伴い、以前ご紹介したOwnCloudのようなソフトウェアもどんどん進歩が進んでおります。
危険じゃないの?と思う方も多いとは思いますがより安全性の確保されたサービスの確立がなされております。
4.復旧不可能な被害の回避
復旧不可能な状況に陥るのは準備不足が原因です。
持ち運び可能なノートパソコン、ポータブルWifiルーター、電源の確保などなどコストがかかりますが大事なことです。
被災した際の就業場所など、想定範囲を決めてしっかりと対策が必要です。
5.顧客離れの回避
サービスが停止してしまうことがあっても復旧のめどがわからなければお客様は必ず去ってしまいます。
そのためにはSNSや別の事業所からの情報発信経路が必要です。
今では企業のFaceBookやブログなどを情報発信源としてお客様に事前に認識してもらう必要があります。
以上の5つの項目ををしっかり決めておくことがリスク回避へとつながっていきます。
皆さんも一度チェックしてみてはいかがでしょうか?
次回は実際にBCPを策定していきましょう。
この記事を書いた人 : 福岡・大分 ホームページ制作のエディス
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