こんにちは、日高です。
Webディレクター歴11年、デザインは見るのも作るのも大好きです。
ところでいいデザインというのは、一体どのようにして生み出していけばいいのでしょうか??
もしかしたら「よいデザインを作るにはひたすら何かを作るんでしょ?」と思っている人もいるかもしれません。
私も専門学生の頃は、ひたすらものを作り続ければデザインスキルは向上するものだと思っていました。でも、制作会社に勤務して日々の制作をしていく中で、デザインスキルは良いものを見たり様々な情報の収集、つまりインプットが重要だと気付きました。
そこで今回は、この春からWEBの制作会社で勤務する新人デザイナーや将来、デザイナーを目指す方に向けてデザインの引き出しを増やす方法をお伝えできればと思います。
あくまでも個人の意見ですのであしからず…
デザインや情報をインプットする
良いデザインを見る
漠然と「デザインする」といってもハードルが高いですよね。
まずは、街中にあふれるポスターやチラシ、広告物などを見たりデザインの情報を収集(インプット)するところから始めるのがいいと思います。
実際、私も専門学生の頃は気に入ったチラシやリーフレット、WEBサイトなどをファイリングしていました。
今はEvernoteやオンラインサービスも充実しているので、アナログにファイリングするよりも手軽かもしれません。
因みにWEBサイトやバナーなどのパーツのまとめサイトは下記のようなものが有名です。
WEBサイト系
>> ikesai.com
>> WEBデザインの見本帳
バナーや見出しなどパーツ系
>> 見出しデザイン.com
>> バナーデザインアーカイブ
スマホサイト系
>> SANKOU! sp
>> iPhoneデザインボックス
どこが良いと思ったのか、もしくはどこがダメなのかを書き出してみる
次に「このデザイン好き!」と感じたり、街中でふと目にとまった広告物のどの部分がそう感じたのか、色なのか、フォントなのか、レイアウトなのか…を書き出してみます。
書き出すことで頭で考えるよりも情報を整理しやすくなり、よりその広告物の良さが分かるようになります。
インプットした情報をアウトプットする
実際に真似して作ってみる
情報のインプットができたら、次は実際に真似して作ってみます。
バナーであれば、サイズや文字の色、文字のサイズ、線などの細かな装飾に至るまで、そっくりそのまま真似をして作ります。
これを繰り返す事で良いデザインの法則のようなものを自然と身につけることができるはずです。
最初はバナーやスタイリッシュな見出し、ボタンなど比較的小さなものから始めることをおすすめします。
画像やサイトのデザインは、良いと思ったもののレイアウトや色、影のつけ方、線の太さまで可能な限り忠実に再現します。
これを繰り返すことでレイアウトや配色の良し悪しだけでなく、IllustratorやPhotoshopなどツールの使い方も自然とマスターできますよ。(一石二鳥ですね!)
自分が作ったものを客観的に評価してみる
真似して作ったものを自分で評価してみます。
作ったすぐよりも一晩、置いてみて思考をリセットした状態で客観的に見直すのがおすすめです。
意外と作っている時は気が付かないような些細なところにも気づくことができますよ。
自分なりにデザインしてみる
実際にある広告のキャッチコピーなどを使って、自分なりにデザインしてみます。
もちろん、実際の広告とはまったく違うデザインです。
デザインする時は、ターゲットを設定するとやりやすいです。
周りの人に意見を聞いてみる
私は今でも割とよくやります。
煮詰まった時は周りの人の意見を聞くのが一番。
初めてそのデザインを見た人がどんな印象を受けるのか素直な意見を求めてみてください。
インプットとアウトプットを繰り返す
デザインスキルを習得するには、日々インプットとアウトプットを繰り返すことが必要です。
学生の頃、英単語や歴史の暗記を何度もノートに書いたり、音読して覚えた人も多いと思いますが、私はデザインも同じだと思っています。
専門書やサイトでインプットした知識は、何度も繰り返し実践しアウトプットすることで身体で視覚で覚える事ができるようになります。
分かった”つもり”では、制作の場では上手く活用できません。
自分のスキルとして活かすためには、日々のインプットとアウトプットが必要です。
因みに…私の場合は平日はまとまった時間が取れないので休日にインプットとアウトプットをまとめてやったりします。
WEBは情報の移り変わりが激しい業界です。
正直、ついていくのにやっとな感じですが、好きでデザインの道に進んだので可能な限り良いものを作り続けたいと思っています。
この記事を書いた人 : 福岡・大分 ホームページ制作のエディス

- お客さまの『サービスや商品に対する想い』をホームページを通して具体化できるような制作を心がけています。他部署の会報誌などホームページ以外の制作にも携わっています。
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