以前、このブログで「インターネットの接続が遅い?!Windows10なら見直しておきたいWindows Update設定」という記事を書きました。
記事の内容は「自宅のPCのネット接続がとても遅い原因はWindowsUpdateにあるかもしれませんよ」というものですが、実は現在もあまり改善されておらず、先日は766MBのデータのアップロード(通常は5分程度でアップロードできるサイズ)に何時間もかかってしまいました。
結局、サーバーのタイムエラー(時間がかかりすぎ)が発生してしまい、データをアップロードする事ができなかったのです。
職場でネットが遅いという事があまりないので、自宅のネットが遅いってかなりのストレスなんです
翌日、プロバイダーに連絡し、状況を説明。技術担当の方にモデムやルーター周りのチェックをお願いしました。
物理的な問題なのでは?と推測していたので、モデムやルーターを新しいものに取り換えれば解決するものだと思っていました。
だが、あまかった…
そう、私の淡い期待は5分ほどで打ち砕かれました。
WindowsUpdateよ、またお前か!
モデムやルーターに問題はありませんでした。
原因は、またしてもWindowsUpdateだったのです。
WindowsUpdateとは、マイクロソフト社から定期的に提供されるWindowsの更新プログラムで、パソコンの不具合やセキュリティの脆弱性など修正を必要とするプログラムファイルを個々のパソコンにダウンロードしてインストールすることで、パソコンを常に最新の状態に保つことができるというものです。
技術担当の方いわく、Windows10は、毎月15日前後に更新プログラムが公開されていて、このプログラムファイルが毎月、数GBも配信されるそうです。
さらに、Windows7や8では、パソコンの電源を切る前にWindowsUpdateが行われていましたが、Windows10からはパソコンが起動している最中にUpdateを行うようになってしまったため、プログラムファイルのダウンロードだけで、ネット回線を圧迫してしまい、ネットが遅い…という状況になってしまうのです。
速度調査してみました
その日は18日でタイミングよく、私のパソコンでもWindowsUpdateが行われていました。
パソコンの電源を入れると、自動的にWindowsUpdateがスタート!
と同時にWi-Fi接続しているスマホではサイトの読み込みが激重に…
画像1枚表示するのも1分くらいかかってしまいます。
試しにWindowsUpdate中のパソコンの電源をOFFにすると、スマホでのサイトの読み込みは通常の速さになりました。
技術担当の方に「WindowsUpdateのせいですね☆」と満面の笑みで言われてしまいました…
担当の方が「Windows10が出回ってから、お客様と同じ問い合わせが激増したんです。。。」としょんぼり。
決定的な解決策がない
とは言っても、ネットが遅いのは死活問題。
解決方法はないか聞いてみましたが、現時点ではこれといった解決策がないようです。
対処としては、就寝中やパソコンを使用しない時間帯にWindowsUpdateを済ませてしまうというくらいでしょうか。
Wi-Fiの電波状況が悪かったりすると、Updateに時間かかる場合があるので注意が必要です。さらに、複数のパソコンを使用している場合も同時にUpdateが行われてしまうと、ネット回線が圧迫されてしまうので、1台ずつ行った方がよさそうです。
毎月15日前後にネットが遅いと感じる場合は、裏でWindowsUpdateが行われている可能性があります。
1日も早く、WindowsUpdateのタイミングを利用者が制御できるように改善して欲しいものです。
因みに、日に関係なくネットが遅い、繋がらない等の場合は別の原因が考えられますので、契約しているプロバイダーやお使いのパソコンメーカのサポート窓口にお問い合わせすることをおすすめします。
この記事を書いた人 : 福岡・大分 ホームページ制作のエディス

- お客さまの『サービスや商品に対する想い』をホームページを通して具体化できるような制作を心がけています。他部署の会報誌などホームページ以外の制作にも携わっています。
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