
※この記事は2017年10月に投稿した内容を加筆修正したものです
研修で「成功者に必要な要素で「GRIT(グリット)」というものがある」ということを聞きました。
GRIT(グリット)とは

辞書によると以下のような意味になります。
<名詞>
1.小さな砂。 あら砂。
2.勇気、気概、闘志。
<動詞>
1.〈…を〉きしらせる
例)grit one’s teeth (決意を固めて)ぎゅっと歯をかみしめる。
2.あら砂をまく
ここでいう成功者に必要な要素である「GRIT」とは、動詞1の例のぎゅっと歯をかみしめるという意味が近いと思います。
つまり、困難な問題や高い壁にぶつかってしまっても諦めない心・特別な状況下におけるスキルのことで、長期的な目標に対する情熱をもち、継続的な努力によって「やり抜く力」のことを言います。
実例
教育現場における成績の良し悪しは、IQの高さでは説明のできないことがあります。
IQの数値は特別優れているわけではないにも関わらず、テストで上位の成績をとる子もいれば、IQの数値は高いのに、テストでは点数が取れない子もいる。
このような結果になるのは、時間をかけて努力したかどうかが大切な要素になってきます。
GRIT・やり抜く力を発揮するためのグロースマインド・セット
GRITを実行するための重要な考え方として「グロースマインド・セット」という考え方があります。
グロースマインドセットとは、「自分の成長は経験や努力によって、向上できる」という考え方をいいます。何事にも失敗を恐れずに挑戦し、学び続ける傾向があります。
反対の考え方として「フィックスドマインド・セット」があります。フィックスドマインド・セットとは「自分の能力は固定的で変わらない」という考え方をいいます。他人からの評価や失敗への恐れにより新しいチャレンジをしなくなる、物事を諦めるようになる、自己の成長につながりづらいという特徴があります。
フィックスドマインド・セットからグロースマインド・セットに切り替えることが重要になってきます。
<参考>
≫アンジェラ・リー・ダックワース 「成功のカギは、やり抜く力」
※YouTubeが開きます
このなかで、「才能」と「やり抜く力」は違う。才能があっても純粋に最後まで決めたことをやり抜けない人たちはたくさんおり、「才能」と「やり抜く力」は通常関係ない、むしろ反比例さえする。人生で挫折や失敗を味わったとき、自分がどれくらい粘り強くがんばれるかが重要である。と言っています。
「やり抜く力」というのは、簡単なようになかなか難しいことでもあります。
私の場合、天賦の才や環境、豊富な資源・資金などばかりに意識が向いてしまうこともあります。
確かにそのような要素が必要な場合もあるかもしれませんが、今一度「やり抜く力」に目を向け、持続的な努力をする必要があるのかもしれないと感じました。
この記事を書いた人 : 福岡・大分 ホームページ制作のエディス

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